逆転裁判×リアル脱出ゲーム『霊媒村殺人事件~蘇る死者のキオク』にいった感想


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2016年夏のリアル脱出ゲーム全国ツアーといった位置にあたるリアル脱出ゲーム × アニメ逆転裁判『霊媒村殺人事件~蘇る死者のキオク』に参加してきましたので感想やレポをしたいと思います!
(ネタバレはなしです)

今回の『霊媒村殺人事件』はアニメの逆転裁判とのコラボで、全国各地の大きめなホール、たくさんのチームがいっせいに謎に取り組む形式のリアル脱出ゲームになります。
と言っても、今回すごいのはリアル脱出ゲームコラボではあるんですが、内容がまさにリアル逆転裁判!!

今までの大型公演型やヒミツキチ型、アジト型のリアル脱出ゲームともまた異なる、まさに逆転裁判の世界観に入り込める作りとなっていました!!
リアル脱出ゲームに参加したことのある人もない人も、逆転裁判シリーズが好きな人も、この公演は楽しめるんじゃないかなと思います。

とくに、逆転裁判シリーズが好きな方におすすめな理由としては、ここだけでしか見られないアニメ映像が見られるということ。
これはファンにはかなり嬉しいんじゃないかなと思います。


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『霊媒村殺人事件』物語あらすじ

公式サイトにもストーリーが記載してありますが、簡単に説明すると、

「霊媒師の集う村」で殺人事件が起き、その状況全てがとある一人の犯行を示しており、容疑者本人も犯行を認めていました。
しかし、霊媒師に乗り移った被害者の霊だけがそれを否定。
その言葉を信じ、弁護を引き受けた成歩堂と助手である私達が真実を探し出し、逆転無罪を勝ち取りましょう。

という感じのお話。

霊媒という逆転裁判ならではのワード、そしてなんとも奇妙な状況。
シリーズ好きなら間違いなくわくわくしますね…!!

ちなみにここで言われる「霊媒師の集う村」はマヨイちゃん達の村ではなく、別な村のお話です。

リアル脱出ゲームってどんなもの?

今回はリアル脱出裁判なので、今まで開催されてきたリアル脱出ゲームとはけっこう違うなーと感じる部分が多かったです。

共通して雰囲気を説明すると、入り口で受付をし、最大6人で1チームとなり、一緒にゲームを進めていくことになります。

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※以前のコナンコラボの時と同じ図を添付します。

入場時に資料を配られることが多く、目を通しておいてくださいと説明をうけつつ、座席に案内されます。
そこで一緒になった方々とはゲーム開始前にある程度のコミュニケーションをとっておいたほうがいいです。
(ゲームが開始してしまうとタイムリミットがあり、そんな時間がない…)

リアル脱出ゲーム経験値、逆転裁判シリーズ愛がものをいう

ゲームが開始される前に司会の方から説明があるんですが、「分かった人だけが先に進まないでね、チームみんなで同じラインで理解して進めてね」というお話がありまして…
これってすごい大事だなーと思いました。

リアル脱出ゲームを何度か経験していると、誰かだけが分かった状態で進めてしまうことってけっこう多くて、そうなってしまうと次に進んだときに話についていけなかったりすることもあるので。
情報共有が大事!って良く言いますね、リアル脱出ゲームでは。

今回の霊媒村、確かに皆が同じラインで理解していけるような、話の展開の仕方になっていた感じがします。
私が参加したチームは逆転裁判が好きで参加しましたっていう方が半数をしめていたのですが、この空気感に本当に楽しめていたようでこちらも嬉しくなりました!!

OPと最後にアニメーションがあったと記憶してるんですけど、すごく面白かったな~。
マヨイちゃんもみっちゃんも生き生きとしてました。

あとは、問題の質が逆転裁判要素まんまでよかったですね!
証言からムジュンを見つけ、「異議あり!」で証拠品とともに提出する…みたいな。

作品好きな方に楽しんでもらえる演出なだけじゃなく、逆転裁判思考を持ち合わせている人に有利な内容だった気がしましたよ。
あの逆転裁判のムジュンをつきつける感覚ってけっこう独特な気がするんです…私だけかな…?

ムジュンや先が見えたとして、証拠品はどれを…?っていう選別感覚。
これを説明するためには、どれを使えばいい?
これが難しいような。

逆に言うと逆転裁判を全く知らずに参加すると謎的にはけっこうきついものがあるかも…?
作品を知らなくても楽しめる、とは公式から言われていますが手放しで謎に立ち向かえるかというと不利かな~

前にジョイポリスで体感型推理ゲームという逆転裁判コラボのイベントが開催されていて、それがすごく面白かったんですけど、当時逆転裁判思考や感覚がなかった私は苦戦しまくりでした。
またやって欲しいな~、舞台型だったのもあって面白かった。(話がそれました)

『霊媒村殺人事件』参加した感想

いつものリアル脱出ゲームと違って、リアル脱出裁判はとても新鮮で楽しかったです。
大型公演での、あからさまにわかりやすいパネルやヒントを会場内から探索する、書き写すという作業がけっこう微妙だなーと思う今日この頃ではあったので、それがなく机でさっさと話を進めていけるのは中々良いんじゃないかなと。

話の展開の仕方もチームごとに違うし、入り込めるので良く出来てるなーと感心しました。

ただ、他チームとすれ違う瞬間に進行状況が見えたり、次はあれを使うのか…なんてわかってしまうこともあったのでそれだけは何とかしたほうがいいかな…と。
机に戻ってしまうとそこだけの世界観になるので、時間も忘れ、ゲームを楽しめました!

スタッフさんも世界観通りなやりとりをしてくれたりして個人的に面白かったです!

脱出率は高めの公演らしくて、回毎には違うみたいですけど高いとこだと30%くらいあるみたいですね。
私らの時は15%くらいかな…?

成功の鍵は「逆転の発想」とのことですが、ほんっとにこれは良く出来たシナリオ!!
逆転裁判の名にふさわしいなと…!!

難易度はというと、時間配分だけが最大の敵な気がしましたよー!
かなり駆け足で進めないと最後のほうで考える時間なくなっちゃうかな…?
3人チームで成功してるチームもあったので、人数多くて意見がまとまらないより良いのかもしれない…。

さいごに

霊媒村、とにかく作品好きな人にはおすすめしまくりたい公演でした。
前売りチケットを購入すると特典である謎付きうちわがもらえるのでおすすめです~!!

あとは個人的な話なんですけど、はじめてリアル脱出ゲームである人狼村に参加したときの司会者さんが今回司会されていたので、久しぶりに拝見できて懐かしくなりました。

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