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2016年は『ドラゴンクエスト』の誕生30周年ということで、あらゆるドラクエのイベントや新たな試みが行われています。
その一環である『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』をみてきましたので感想やレポをまとめました。
7月22日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに、全国5都市を巡るツアーの中、
8月5日~7日に公演されるマリンメッセ福岡にて、ドラクエライブを楽しませてもらってきました!!
自分の地元では開催予定がなかったので、旅行をかねていくなら…ということで、中々行けない福岡に…!!
そして、ホールの規模も他より小さめだとしたらより近くでステージをみられたりするかな…?というよこしまな思いもこめて…!!
この後、8月12日から名古屋公演(名古屋日本ガイシホール)、8月18日から大阪公演(大阪城ホール)、8月26日から横浜公演(横浜アリーナ)での公演予定となっています。
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売り切れ続きのドラクエ物販
埼玉公演の時点でかなり売り切れ続きの物販と聞いていましたが、公演後にスライムタワーかき氷カップをのぞく全ての商品のウェブ販売が決定しました。
暑い中並びたくない…!という方はウェブでもいいかもしれませんね。
(せっかく来たならその場で、その時の熱をもって手にいれないと後々たるみそう…)
逆にスライムタワーかき氷カップはここでしか買えないので欲しい人は優先的に買ったほうがいいような気がする…!
私はかき氷カップが欲しかったので早めに行ったんですが、同様に考える人も多いのでかき氷は人気です。
数量も決まってるみたいなのでお早めに~!!
マリンメッセ福岡到着。
私がいったのは8月5日、福岡初日。物販開始の10分~15分前くらいかな?
すでに人が並んでいますが、福岡で平日なのもあり落ち着き気味かな?
金曜日の夜、19時公演開始、開場は18時。
この日の物販開始時間は16時からでした。
開場時間の二時間前からみたいです。
ただ、大きな会場だと変わることもあるのかも…?
かき氷テントはスライムでした!
売り場です。
かき氷の写真を撮り忘れてしまったんですけど、一般的なかき氷ではなく、市販のアイスみたいなカップのやつをはめ込んだ感じ。
氷菓って書いてた気がする。
その上にストロベリーかマンゴーのソースをかけてもらう、という感じでした。
ガチガチに凍っているので付属のスプーンでは歯が立たず、少しずつ削りながら食べました。
スプーンにはスライムの顔がある。あと、ストローにもなります。
その他、物販は自分が行った時点(初日)ではTシャツ(黒)、クッキー等がなかったです。
今後の他会場でも補充が追いつかない限り、初日時点での売り切れは続きそうですね~。
ちなみにオフィシャルプログラム(パンフレット)は会場内でも販売されていました。
公演中(ライブ内)で使うものとしては、トルネコのステテコパンツハンドタオル!!
これがあると一層楽しめるかも~!!
オフィシャルプログラムは冒険の書、としてライブ中に何度かグッズ宣伝タイムみたいなものがありました。
ステマならぬダイレクトマーケティングです。
トルネコが宣伝、テリーが宣伝。
そして、思わず購入。
2800Gだったんですが、その価値ありでした。
オフィシャルプログラムの中身はライブ中、舞台での写真がふんだんにあり、堀井雄二さんのサインページ、世界のマップ、メインキャストのページやその他登場するキャストの写真やモンスター、装備品アイテム、呪文について、企画について、関連の要人のページ、特殊メイクのこと、ライブ用に描き下ろされたふんだんなイラストなどなど…!!
かなり濃いです!!これはおすすめ!!
Tシャツなんかも着ていると、客席いじり(?)シーンでは選ばれることが多い印象を受けました。
ライブのあらすじ、内容は
かねてより、こちらのライブでは勇者(主人公)は一般公募、オーディションという形で募集されており、話題になっていました。
勇者はドラクエ3の主人公で、その他に発表されている出演キャラクターはテリー(ドラクエ6)、アリーナ(ドラクエ4)、パノン(ドラクエ4)、ヤンガス(ドラクエ8)、そしてトルネコ(ドラクエ4)と竜の女王ということで出演作品もバラバラ…いったいどんなストーリーになるの!?
と、ドキドキしていましたが、シナリオのベースもドラクエ3となっていました。
この先、ネタバレになってしまいますのでご注意ください。
お話の内容としては、バラモスを倒すぞ!という流れで進んで行きます。
キングスライムとゴーレムも各会場にいるみたい。
以降ネタバレ含みます。
ステージの作りは、メインステージの上部に十字に、数枚で構成されたスクリーンが設置されています。
一枚一枚が上下に動き、シーンごとに長さや形態がかわり、その場にあった演出ができるようになっています。
呪文の演出(エフェクト)とかによく使われていました。
ただ、場面の演出はこのスクリーンだけじゃなく、各村人や町人の格好をしたキャスト達がその場に現れることによってもなされていたように思います。
衣装のデザインや出来が本当にすばらしかった…!!ポールダンサーさん、素晴らしかったです。
ドラクエライブのざっとした内容。
- 最初にオルテガとバラモスの戦いシーン
- テリー・アリーナ・パノン・ヤンガスはある時不思議な声が聞こえ、名前を聞かれる。それに答えると異世界によばれた。
- 主要キャラがドラクエ3の世界にたどり着き、勇者とパーティーを組むことになったという出会いのシーン
- 最初はスライムと戦うところから始まった…という回想など
- イシス・ジパングに行った話
- ラーの鏡を入手し、サマンオサ王の正体を暴く
- 突然、闘技場タイム。マーニャとミネアが登場。ビアンカとフローラの花嫁バトルも!!
- ラーミアの復活
- バラモスとの戦闘、勝利するものの当然、ゾーマが現れる。
- 絶望に満ちたアレフガルト
- ゾーマの城へたどり着く方法をさがす、そのためのアイテムを入手。
- 虹の橋がかかり、ゾーマの元へ
- オルテガとゾーマの戦い、勇者とオルテガのシーン
- ゾーマとの最後の戦い
ラーの鏡のシーンは客席と一緒に進めていく感じになるんですが、面白かったです。
スクリーンに映し出されるチャンスかも!!
エンディングでは各都市ごとのダンサーやマーチングバンドが特別出演してステージを盛り上げてくれます。
その間、なんとキャラクター達がステージを降りて、会場内を回って客席とふれあってくれます!!
行ってみて、“ライブ”である理由がわかった
各座席にリストバンド型のライトが置いてあるんですが、スイッチがどこにもない。
とりあえず腕につけてみたりするも、最初の説明にて「これは二幕でつかいます」との案内。
すっかり忘れたころにこれを使う時がきます。
めちゃくちゃ良かったです…!!
どうやら、シーンに合わせて点灯されるようになっていまして、みんなの力を合わせるタイミングが訪れるんですね。
会場内が白く光り輝きます。
そしてさらに、別なシーンでは会場内が虹色に包まれます。
色をブロックごとに統一できる仕組みになってるなんて…ハイテクな…!!
逆に言うと、違う座席のものを使ったりすると、場に合わない色が点灯しちゃったりするので気をつけましょう。
このライトだけじゃなく、常々、私達客席、参加者が勇者であることを意識させてくれるような演出が多いです。
見ているだけじゃないんです。
一緒に盛り上げましょう!という演出がすごく多い。
だから最後にもしょこたんみたいな、自分には遠い芸能人って思っていたキャストでさえ客席に下りてきてみんなとハイタッチしていくんだなぁって感動しました。
公式サイトではシルエットでしか紹介されていないキャラクター達がわんさか出てくるので、それもすごく嬉しかったです。
各ゲームの主人公達なんか最初から出てくるし、やっぱり最後にも出てくるし、自分の好きな作品の主人公達も会場かけまわってくれるし…!!
ミネアにマーニャ、ビアンカにフローラだけじゃなく、クリフトもいて嬉しかったなぁ。
クリフトとアリーナが一緒に闘技場で戦ったり、やっぱりクリフトのザラキはダメだったり…
ドラクエならではの笑えるネタもふんだんに盛り込まれてて最高でした。(パフパフはない)
とにかく、私達が一緒に楽しんで、盛り上げて、一緒に戦うことが意識されているから、ライブという表現なんだなってすごく分かりました。
ドラゴンクエストを思い出すライブスペクタクルツアーの感想
個人的な感想なんだけど、どの世代がみても楽しいように作られていたなーって思いました。
自分もドラクエとほとんど年齢が同じくらいなのもあるし、そのくらいの人達なんかどのシーンみてても懐かしくて、いろんなこと思い出しながらみてるんじゃないかな…
小さい子達にももちろん楽しい作りだし、客席にスポットがあたるときは積極的にこどもが選ばれていた気がする。
ドラクエって本当にすごかったんだよね…発売された時、ゲームソフトを買うために並んだり、売り切れまくりのお店をさがしまくったり。
クラスメイトとどこまで進んだか話したり、負けたくないからがんばって先にすすめようとしたり。
でも焦るあまりレベルが低すぎてボスが倒せなくて…
そんな思い出が鮮明に残っています。
私はドラクエの5が一番すきかもしれないんだけど、思い出すたびにあんなに過酷で辛辣なのに希望で繋がっているゲームって中々ないよなぁって今でも思います。
親子3世代ってすごいよね。ないよね?
こどもの頃から操作していた主人公が奴隷として数年過ごして大人になったら結婚した奥さんともども石にされて…
そしてドラクエ代々伝わってきている、主人公が勇者!みたいな概念がくつがえされて。
当然嫁はビアンカ派だけど、最初にプレイした時は兄に「フローラはお金もらえる、装備もらえる、ステータス優遇されてる」みたいなことを押されて、紫髪の双子が誕生してしまったという。
幼い日の思い出…
って話はライブからそれてしまったけど、そのキャラクター達がそこに立っていると一瞬でそんな思い出が甦ります。
ドラクエのキャラクターとして、私はアリーナが一番に大好きで、なんならアリーナみたいになりたいって思うこともあったし、ドラクエごっこ遊びをするときはアリーナやりたがってたな~
攻略本のキラーピアスのイラストを眺めたりするのがすきだったり…
今回はしょこたんが演じてくれて、本当によかった。
私達と変わらない世代で、アリーナが好きという気持ちが一緒で、特番なんかでやってたけどしょこたんがどれだけ大変な思いをしてこのドラクエライブと向き合ってくれてるかわかるし…!!
演技も動きもすごく素敵でした。
可愛くて泣きそうになった。
あと、テリーもね、いつ仲間になるんだろうこのかっこいいキャラクター…!!という気持ちがじらされまくったのをめちゃくちゃ思い出します。
ミレーユと姉弟だったのもリアルタイムでゲームをやってたときの衝撃がハンパなかったし…!!
自分がゲームをやっていた時のあんな気持ちやこんな気持ちがどんどん甦って…
主人公に決まった名前がないこと、決まったセリフがないこと…(ライブでは全く声をださないわけじゃないけど…)
今回、オーディションで勇者に決まった松浦司さんがみんなを代表してるんだなーってすごく伝わってきましたよー!!
あと、側に来てハイタッチしてくれたんですけど、すごくかっこよかったです!!
たぶん、こんな気持ちを思い出させてくれるのが今回のドラクエライブツアーなんだろうなって…。
って心情中心な話になってしまったけど、それぞれの演出が素晴らしいからこそ、ほかに余念がなくこういった感想になるわけです。
モンスターたちの着ぐるみなんかすばらしかったですよ!!
ホイミスライムの「中に人なんていませんよ…!!」感がすごくてシュールかわいい。
おばけきのことかマドハンドの入退場なんか側で見られたんですけど、ヨチヨチあるいててすごい可愛かったです!!
おばけきのことの記念撮影権利が500円とかで売られていたら買うし並ぶ。
少しだけ残念だったのは
どこからみてもこのステージが楽しめるように、という考えのもとのステージ組みだとは思うんだけど、ステージが高い分、近い座席ほど見えづらい気がしました。
アリーナ席よりスタンド席のほうが全体的に見渡せて良い…という、はりきってチケットとったのが残念だったな…
ステージの構成として、ホールの端にまで島を作ってくれているけど、そこにキャストが来ることもあまりなかったような…?
その分、アリーナ席のほうがたくさんキャストが降りて近くまできたりするんだろうけど、ステージの進行状況がセリフでしか判断できないのはちょっと寂しいな…
同様に感じてる人も多かったみたい。
そのせいか、一幕が終わった後の休憩時間に空いてる座席へ移動→二幕でライトが変な色に光っている!!みたいなことが遠目に何箇所かあったので…
さいごに
これからまだ名古屋、大阪、横浜と大都市での公演が残っているので!!
少しでもドラクエに触れて育ってきた人は行ってみることをおすすめします。
すばらしいライブでしたし、何より、好きな作品が30周年を記念してこれだけのものをやってくれるのがすごく嬉しい。
近年のドラクエに手をつけないものがあったりするので、じっくりやってみたいなーと思わせてくれました。
レベル上げとG稼ぎがね…近年のゲームに比べると時間かかる気がするんだよな~
大人になると中々じっくりゲームができなくなる(時間がなくて)のが、すごく寂しいです。
いや、やるぞー!!!
そして勇者の松浦さん、今後色んな舞台やテレビやらで活躍してくれると嬉しいなー!って思ってます。
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