一足遅く『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』をみた感想。なぜ人気があるのかわかった


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今頃(6月末)なんですが『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』を見てきたので、その経緯や、純粋な感想やらを書いていきます。
この『純黒の悪夢』、6月時点で興行収入が60億円と、歴代最高興収を大きく更新したらしいですね。すごい…!!

毎年4月になるとコナンの新しい映画がはじまるな~などとぼんやり意識するのですが、劇場には子供が多いのかな?と思いつつ中々行くことはなかったんです。
思い出せる範囲では劇場に行ったのは『銀翼の奇術師』ぶりかもしれない…なんと2004年の映画…!

ちなみにHuluでコナンのアニメを見たり、映画を見たりはしてるんですけど現在大きな流れ(組織のこととか)がどこまでどうなってるのかは良くわかっていない程度の知識で見てきました。


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興味をもったきっかけ

「今度のコナン映画は『相棒』とかの脚本を書いてる人が書いてて大人でも面白いらしいよー!」って友達から聞いてへぇ~と思ってました。
これに関しては、調べてみると『絶海の探偵』『業火の向日葵』もそうだったんですね。

面白いとは聞いていたし、なにやら女性オタク界隈でもとても人気があるらしいということがうっすら分かってきたところに、コナンショップで徹夜列が発生しているとかなんとかの情報を知りそこまでの人気が!?と突然背中を押されたように映画館に向かいました。
(禁止されている徹夜行為はやめようね!!)

不純な動機…。

映画をみてわかった女性人気

レディースデーだったのもあり、お客さんは女性がほとんど。
しかも上映開始から2ヶ月くらい経過してるのにけっこう人がはいってる…!!

見てわかったんですけど赤井さんもだけど、安室くんがまた人気でそうな出で立ちですね~!!人となりも含めて純粋にかわいいです。
それに赤井さんとの関係性がすごく魅力的な。
確かにわかるな~と思いながら、観覧車の上ファイティングをみていました。

この二人が(お互いの格好で)会話なりのやり取りをしたのが今作がはじめてらしいですね。
従来のコナンファンにとっても気になる展開だということがわかります。

オタク気味だったりすると気に入った映画何度も見たりしますよね!?(私はそうなんですけど)
なので見に来てた人達も何度目かの人多かったんじゃないかなー

映画をみた自分の偏りまくった感想(ネタバレあり)

見た人達は、序盤のスパイアクションやらカーチェイスすごかったな~ってまず思うんじゃないでしょうか。
それに、観覧車の上での赤井、安室のアクションシーン。

そして水族館、テーマパーク自体の華やかさがすごく印象的です。

【おもしろかった1】
二重の観覧車が最初に映し出された時点で、あーここが事件の舞台になるわ…ってすぐに察するくらいの華やかさ。

二重の観覧車、珍しいですよね…!
というかそんなものあるのかな?モデルは…?とか思って調べたら、エンドロールに出てきた観覧車のイメージ写真はシンガポールのものらしいですね。
俄然、シンガポールへ行ってみたくなりました。

そういう発想がいいなーと思いつつ、観覧車を二重にすること自体に乗客側だとメリットがあるように思えなくて…
あんなに並んで片側しか景色が見えないというのも…。とマジレスしてしまうくらい気になりました。

【おもしろかった2】
テーマパークのベンチに一人腰掛けているキュラソーを見て、コナンくんが色々聞くシーン。
コナンくんの洞察力が相変わらずこわいです。

お姉さんの連れの人もいなそうだし…みたいな判断とかめっちゃこわい。こわすぎる。
私はソロ活動多いですけど(笑)ぼっちで迂闊に水族館なんて行けませんね…コナンくんになんでなんでと追求されてしまう。

と記憶に残るシーンでした。

conan
※こんな感じじゃないです。

【おもしろかった3】
冒頭のスパイシーンからの、黒の組織のスパイが次々に狙撃されていき…という流れは知識の薄い自分にも分かりやすかったです。
映画でスパイが手に入れてたNOC(ノック)リストの情報、そもそもノックとはNon Official Coverの略らしいです。

安室透に水無怜奈が捉えられ尋問を受けるシーン、あの状況の中からいったいどうやって…とハラハラしながらその脱出の様にも感動しました。
黒の組織も一筋縄ではいかないけど、様々な運の良さとコナンや赤井の協力もあって…すごい…!!

映画をみたあとに関連するアニメをひたすら見続けているんですが、水無怜奈は過去にも疑いかかってたりジンに拳銃向けられたりしてたんですね…。
何度も切り抜けてきている水無怜奈もすごいけど、疑わしきは罰するを流儀としているわりには何度もCIAを取り逃しているジン…。

しかしこの映画をみて冷静に思ったのは、黒の組織、スパイに入り込まれすぎでは…?という謎の心配。

最初っからかっこいいよこのお姉さん!と思ってたキュラソーの能力がすばらしく有能なだけに、組織からまた有能なキャラクターがいなくなってしまって…
それに本物の組織の仲間もポコポコ打っちゃうし、ジン大丈夫かな…と逆に心配になりました。

と、こんなズレたことばっかり書いてたら面白さが伝わらないのでは…と心配になるけど、スパイあり、アクションあり、爆弾ありの見せ場ありまくりの面白くて切ない映画でした。

コナン映画の中でもその映画ならではの特定の犯人がいるわけでなく、黒の組織との戦いが描かれていたあたり、豪華キャラクター揃いだったりそのやり取りが描かれていたりする部分も人気の理由かな~と。

また、キュラソーの存在が、見ている側に愛着がわくのも大きいかなと思います。
組織での記憶を思い出した上で、子供達との思い出がよぎったことで、考えるより体が勝手に動いたという感じに、組織を抜け出す選択をするキュラソーをみていると、黒の組織での活動って見えている以上に(精神面でも)過酷なんだろうなって。
少なくとも子供達と過ごした時間ようなあたたかさはないんだろうな~…
あのイルカのマスコットの存在が切ない…そしてかっこよかった…キュラソー。

赤井を憎む安室の感情とか理由は映画では描かれてないけど、その辺りも知った上でまた見に行きたいなーと思っている次第です。
アクションシーンのボリュームすごかったなぁ~またみたい…

元太くんがエスカレーターで身を乗り出して落ちるシーンはがちで危ない…。もっとしっかりて!!と思いつつあの役回りも必要なんだろな…!

映画を見た後に関連アニメをみはじめる流れに

赤井さんのことも安室のこともほとんど知らなかったのでアニメをみはじめました。
松田刑事のことが語られる佐藤刑事の回は記憶がありましたので、安室とも同期だったのかー!と映画で懐かしさを感じましたよ!

そうして赤井登場回を一通りみた後、赤井役の声優である池田さんがインタビューで赤井のことを「あまり何もしないのに、おいしいところだけもっていくっていうね(笑)」っておっしゃっているのがすごい分かる!!って思ってしまいました。
赤井さん…言葉少ないけど、かっこいいですよね…!!
そもそも狙撃能力高いキャラクターってめっちゃかっこよくないですかね!?

と、現在も関連話を見てるんですけど次第に、上記したような理由で黒の組織が気になり謎の愛着がわくようになりました。

そういった関連話をまとめたDVDも発売されているようなので気になる方は購入してみてもいいかもしれないですね!
気軽に買える巻数ではないけどコミックスも買いたい…

さいごに

上映が終わる前にもう一回かけこみたい一心です…!

映画をみにいく前までは、コナンってとくに大きな変化のない日常モノみたいに捉えてしまっていた部分もあって…
こんなに組織関連の話題が出ていたなんてびっくりしました。

ちょうど来月福岡に行く予定もあったのでコナンカフェにもいってみたいです~!!

以前、コナンの脱出ゲームのレポを書きましたが映画見てから行ってたらもっと楽しかったかもな~赤井さんでてたしな~
と、少しだけ自分を残念に思うのでした。

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